紫外線・・・日傘編

日傘を買った。
すごく納得のいくモノを買うと、とても気分が充実。
ゲッと思うぐらいピカーッと晴れた日でも、朝からウキウキ。
なんせ今年は、強〜い味方の日傘を買ったからさ。
そんな日傘を買うまでの経緯はどうであったかというと、こうであった。

「あ〜、日傘を買わないとなあ。いいトシして日傘も持ってないなんて私だけだ」
目立ったシミがないのを良いことに、うかうかとお日様に当たりっぱなしの夏を過ごしてきたが、さすがに危機感が募ってきていた。
ある日、それは日経新聞に出ていた。
初夏になると、新聞では紫外線の記事が増える。朝日新聞にも載っていたが、日傘に関する紫外線情報は日経だったので、そちらを紹介。

紫外線にはA波とB波があるが、皮膚に有害とされる紫外線はB波。
そこで有効とされるのがUVカット。
UVカット加工されている日傘とされていない日傘がある。
今はほとんどされていると思うが、その比較結果がこちら。

【UVカット加工をしていない日傘の紫外線透過率】(※数値が低いほうが紫外線を通しにくい)
 白      19.37%
 ピンク     9.6%
 青       4.77%
 黒       1.67%

【紫外線吸収剤でUVカット加工した同じ生地の透過率】
 白      0.61%
 黒      0.5%

さすがにUVカットしている方がダントツに紫外線を通さないことが分かる。
さらに生地では、綿よりポリエステルの方が透過率が低いという結果が出ている。
以上のことから、UVカット加工された黒のポリエステルが一番、紫外線を通さないということが分かった。

しかし!
いくらUVカット加工をしていてもデメリットはある。
それは、
・黒は赤外線も吸収するので暑く感じ、見た目の清涼感もない
じゃあ白か?
・白は地面からの照り返しが日傘の裏側で反射して、紫外線を浴びやすい
さらに、
・紫外線B波は、半分は直接カラダに当たり、残り半分は空気中に散乱

「え〜ん、コワイよ〜。結局、何色を買えば良いのー?? UVカット加工したピンクはどうだーーー???」
と、新聞記者に電話して聞きたかった。あ? ピンクも照り返しは白と同じなのか。
「結局、よく分かんないけど、とりあえず何か買わないと。やっぱり黒なの? 黒かーうーん、白よりイイか」
なんて思いながら、お日様を思いっきり浴びて通勤していた。

さらに買わないまま、お墓参りに行った。
とてもとても天気の良い一日だった。
お墓参りのことしか考えてなかった私は、その日も、のほほ〜んと無防備で出かける。小高い山の上にあるお墓まで行くのに!である。v まずお寺で全員集合。「久しぶり〜、あれー? あんなに赤ちゃんだったのにもうこんなに大きくなってー」などとひとしきり再会を堪能し、さて墓まで行きますかとなった。その途端! 一斉にバッグから日傘、日傘、日傘!!!
「ひゃ〜、やっぱりみんな大人でオンナ〜。私、オンナなのに男達グループだ。日傘ナシ……」(もう一人いた。彼女は60代。もういいのか? いや良くないだろう)
ホント、これには内心焦った。焦ったせいか、人からはぼんやりしていたように見えたと思う。
「じゃあ行こうか」と歩き出したその時、ぼんやりと歩く私を当然のように日傘に入れてくれたお人がいた。ココさん!
「え? 入れてくれるの? ありがと〜。あ、持ちます持ちます」
と、日傘を持たせてもらった。
そしてその日傘ときたら!
「コレね、照り返しも防げるんだよ」
「!!!」

それ欲しい、絶対欲しい、帰ったらサイトを送ってと、ココさんに頼んだ。これはもう絶対、買うしかない。そう思ったら、せっかちな私は本当に早く欲しかった。 墓参りの後、池袋でお茶しようとしたが喫茶店難民になり、50分ぐらいアスファルトの上をウロウロした。でもヘッチャラ。ココさんの日傘のおかげで、アスファルトの照り返しもなんのその。顔も腕も全然、チリチリしなかった(結局、池袋でのお茶は諦めた。のどカラカラ座りたかった)。
こうして日傘体験した私は、すっごく
欲しいことを再確認。すぐ買わなくっちゃ! しかし、恐れおののく一言が。
「あたしも欲しかったけど、売り切れなんだよね〜」
向井亜紀似の友人がおっとり口調で言った(最近は山本モナのほうにより似てる!と思えるカワイコちゃん)。
ガーン……

楽天的な私は「どこかにあるかも」と探した。
せっかちな私は、ココさんからのメールも待たずに自分で探した。
(実は早朝からココさんはメールを送ってくれていた。しかし、そのメールが我が家に着いたのは午後1時半。なんで???)
そして見つけた、とあるブログ。

【CHIBI-Mさんのブログ】

chibi.jpg
CHIBI-Mさんのブログは、パステル調で可愛らしく見やすいデザイン

「あ! これだ!! フリルじゃなかったけど、ココさんの日傘はきっとコレだ!!!」
紹介されていた記事は写真も見やすく、とても分かりやすかった。早速、購入サイトへ行く。
ありました! 売り切れてなかったも〜んと、速攻で購入。
「もしかしたらココさんのとは違うメーカーかもしれない。えーい、でも買ってしまえ。きっと同じだと思うけど」
その時、午前11時。午後1時半に、その日傘はココさんと同じメーカーと判明。すごく嬉しい。でもココさんと同じ色しかなく「真似ッ子してゴメン」と謝罪。快く許してくれるココさん。いつもありがと。
そこで判明したことは、ココさんの日傘は3段。私が購入したのは2段。向井亜紀(山本モナ)似の彼女が言ってたのは3段のことだった。

購入先はとても素早い対応で、4日で到着。
よく来たねよく来たね、もうウチのコだ。
出勤日にも間に合った。

higasa03.jpg

現物が来て分かったことは、やっぱり3段が良かったね、ということ。
シンプルなこの日傘をさしてみると、2段だと雨傘に見えるンですね〜。畳んでバッグに入れるとはみ出すンですよ〜。
この画像は柄を短くしてあるので3段に見えるけど、本当はもっと長い。私は外で持つ時、このように短くして持っている。こうすると雨傘に見えない。風が吹くと、シュッと柄が伸びてしまうのが難点。ちぇっ。
はっは〜ん、そうだったのか〜と、3段売り切れの理由がその時、初めて分かった。女の子って、ホントよく分かってるんだな〜と、つくづく感心。2段だと買わない。妥協しない。私はたとえ雨傘に見えようともバッグからはみ出して不便を感じようとも、待てずに買ってしまうダメ女。でもすごく嬉しいのは変わらない。雨にも対応できる傘なので、晴れてたのに急に雨なんて時はとても重宝するのであろう。

早速、CHIBI-Mさんにお礼のコメントを。
ブログに紹介させてという私の要望にも、快く許諾。
CHIBI-Mさん、本当にありがとうございました。
自分が日傘の写真を撮った後、CHIBI-Mさんの日傘記事をもう1回見たら、とっても上手でステキな写真だと再確認。このサンバリア日傘が気になった方は、CHIBI-Mさんのブログを見ることをお勧めします。きっとすぐ購入したくなることでしょう。

公式はこちら。Twitterもやってる。

CHIBI-Mさんのブログは、健康や美容に関した記事がたくさん載っていて、同じ興味のあるブログで楽しい。なにより私は、彼女の文章を面白く感じる。

「コレは許容範囲なのかぁ・・・」
「デパ地下は誘惑がいっぱい☆」
「ちょっと過剰包装な気もしました。ゴミ出過ぎですよ!」

こんな言い回しが面白くて好き。うふふと笑ってしまう。

さてさて。
紫外線情報に戻って、ここでプチ情報。
紫外線B波がカラダに半分、空気中に半分が散乱というのは、UVクリームを塗って予防するしかないので、UVクリームを塗ってサンバリア日傘でお出かけしましょう。

そして目。
太陽を見たり夕陽を見たりすると、目で紫外線を取り込んでしまう。目で紫外線を取り込むとなんと、脳に情報がいってしまうことをご存知か? 脳に情報がいってしまうと、「皮膚を守るためにメラニンを分泌するのだー!」と脳はカラダに指令を出してしまう。結果は、そうです。誰もが恐れるシミを生産してしまう。
よし、サングラスをするぞ!
そう思ったアナタ、そこにも注意事項が。
サングラスを選ぶ場合も、UVカット加工のサングラスを。
UVカット加工していない、色の濃いサングラスをすると、日中でも暗くてモノが見づらくなってしまう。暗い中でよく見ようとすると、瞳孔が開く。その開いた瞳孔は多くの紫外線を取り込んでしまう! 多くの紫外線を取り込むとシミだけでは済まず、白内障などの慢性障害を発症してしまう可能性が出てくる。白内障はひどくなると手術が必要になる病気なので、これは気をつけたい。
そして日中の太陽が一番まぶしいと感じるけれど、朝と夕方のほうが紫外線は約2倍の量がある。これは夏に限らず、冬以外の太陽はすべて2倍と覚えておいたほうが良さそう。

私は最近、気になる商品がある。それは、
帽子とサングラスの一体型ニュータイプUVサングラス cap king2 どうなんだろう……?
自転車の時に被りたいけど。

※2022.3.5時点でCHIBI-Mさんのブログは閉鎖されてるようです。残念!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする