足裏がどうにもダルい時は

スポーツクラブで楽しみなこと、それは。
サウナ。
このお楽しみがあるからこそ、
泳いだり漕いだり歩いたりしに
無理やり行ってるとこもある。
そんなお楽しみのサウナなのに。
タンっタンっタンっタンッ…
む?
何の音じゃ?
 
先日なんかは、
ガラゴロガラゴロ…
だった。
延々、
ガラゴロガラゴロ…
「っるさいなー、公共の場だぞ、何をやっておるのだ?」
と、
急に常識を振りかざした悪魔が私の中にむくむく出てきた。
「そんなこと思っちゃあいけないわ、
 何かの事情があるのかもしれなくてよ」
と、
無理やり天使を引っ張り出してきて、
イライラを抑えてみる。
で、チラッと音する方を見ると。
サウナの中でね、
そんなには若くない女性がね、
自分の脚をコロコロするモノでね、
マッサージをしておったのです。
ガラゴロガラゴロ…
いやあ、ガマンできなかったですよ。
言っちゃいましたよ。
「(にこにこ)それってぇ何か効果ありますぅ?」
「え? いやあ、何となくいいかなあと思って」
「どうせやるなら、末端から股関節に向かって、
 一方向でやったほうがいいですよお」
「え? そうなんですか?」
「はい。今のやり方でも血行良くなるんですけど、
 どうせやるなら、流す方向意識しないと
 もったいないかなと思って」
「じゃあ、そうします」
「(にこにこ)」
「(にこにこ)」
ええ。
私だってちゃんと思いましたよ。
「しまった!」
って。
だってね、
その後はもうお互い黙るじゃないですか。
別にお話することなんてないんですよ。
そして、彼女も私にそう言われたもんだから、
往復ガラゴロじゃなくて、
一方通行ガラゴロを心がけるワケですよ。
そうするとさ、
なんか私が見張ってるみたいじゃないですか。
「よし、ちゃんと末端から付け根に向かってるわね」
見張ってませんからー!
言った方も言われた方も、
もうリラックスなんてできてないと思うんですよ。
そんな時に限って、
ずっと二人だけなんですよね、サウナの中。
私は目ぇつぶってましたけど、
気まずい事この上なかったです。
天使でも悪魔でもなく、
ただただお節介なオバはんだったってことですわ。
「余計なコト言ってごめんね」
って思いました。
そんなことがあった後日。
タンっタンっタンっタンッ…
です。
「っるさいなー、公共の場だぞ、何をやっておるのだ?」
と、
急に常識を振りかざした悪魔が私の中にむくむく出てきた。
「そんなこと思っちゃあいけないわ、
 何かの事情があるのかもしれなくてよ」
と、
無理やり天使を…
(このくだりはもういいか)
チラッと音する方を見ると。
足の裏がダルかったんだろうね。
座るところに石で作った敷居があるんだけど、
その石に足の裏を打ち付けてるワケですよ。
タンっタンっタンっタンッ…
脚を交互に。
タンっ!タンっ!って。
ビックリした。
「切れる切れる!
 足の裏のスジが切れちゃうよ!
 ダルいんなら叩きつけるんじゃなくて、
 伸ばそうよぉ」
叫びたかったです。
でもね。
グッと呑み込みました。
ガラゴロ前例を思い出して、
ガマンガマンって。
なので、
ここで言います。
足裏ダルい人、いますかー?
叩きつけたい人、いますかー?
そういう時は、
ふくらはぎを伸ばしましょう。
アキレス腱を伸ばしましょう。
打ち付けてはダメです!
切れちゃうからね。
サウナの中、
気になる人いっぱいいます。
あと、
言いたいコト我慢してると、
半笑いになるってことを発見した。
サウナの中で半笑いのオンナがいたら、
それは私です。

Point!

 
ここからミー日記 アキレス腱を
 挟むように
 優しく揉みます
 ふくらはぎを
 下から膝裏に向かって
 流します
 膝裏を
 下から上へ向かって
 優しく撫でます

 
 

 



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