カラダの水分はどこへでも移動します。
これは動物病院の先生が言ったこと。
ネコはトシをとると腎臓が悪くなりやすい。
そのせいで脱水になる。
なので、皮下注射で補液をするのだが、
そうすると皮膚の下に水が溜まって膨らむ。
重力で水がすぐ下がり、お腹が水ヨーヨーみたいになる。
その時は「へえー、気持ち悪っ」とか思ってて、まあ不思議だった。
リンパドレナージュを提供するようになって、時々そのことを思い出す。
確かに皮膚の下の水分って移動させられるんだよなあ。
手のひらを皮膚にぴったりつけて、余分な水分を集めて流す。
流す先はリンパ節。
最終出口は鎖骨下静脈。
ほうきとちりとりで掃除するとき、一カ所にゴミ集めるでしょ。
それをちりとり(リンパ節)で取るでしょ。
で、ゴミ箱(鎖骨下静脈)に捨てる。
そんなイメージだろうか。(…そうか?)
背中の場合はこんな感じ。
背中に溜まってる水分を脇へ、脇へ集めます。
側面に集めた水分を脇の下のリンパ節へ向かって
ぐぐーっと押し流します。
ウエストのたるみ、なくなれー!(呪文)ってね。
これでむくみが取れ、免疫が上がるのです。
痛みがなくなる場合もあります。
人によっては、カラダがポカポカするそう。
側面は自分でもできるので、お風呂に入ったときにやるように。
鎖骨を開いておくといいよ。
Point!
![]() 薬指を 鎖骨の上に置き ゆっくり 優しく押しましょう |